伏せて押しては悪くなる腰痛

まだ寒い2月の始め75歳の女性が、娘さんに抱えられる様にして、私のカイロ院を訪れる。  私の友人のカイロ師からの紹介であった、痛みで距離のある友人の施術院に通えないと言う、姿勢、訴え年齢、からして圧迫骨折が疑はれたが、本人は転倒も尻餅もついていないという。高齢ではあるし訴えからして要注意である、決して急いではならない。
うつ伏せは危険と判断し横から手当てする事にする。
彼女の願いは、お盆に小高い瀬戸内海の見える丘に在る先祖のお墓に自分の足で参ることだった。
私ども3人のスタッフは彼女の症状を後戻りさせないように、週に3回慎重に手当をした。横向きでの丁寧な手当ては、功を奏し最初の数回の手当てで杖なしで立て、少し歩ける様になった。1ヶ月めには明るさも戻り冗談も出るようになった。
カイロプラクティックの施術は若い人には特に有効で、痛めてから日にちが浅い人は劇的に効果がある場合が多いが、高齢で慢性化した場合は施術者は慎重にお客さんに向かわなければならない、今回の彼女の場合も伏せて後方から押すと確実に悪化する、横向きになってもらい筋力を落とさぬように、殿筋、梨状筋、下肢の筋肉、腰まわりの強化に努める。
願い叶って今年のお盆には、暑いさなか、自分の足で丘の上のご主人の墓に参ることが出来たと、大きな喜びの表現で私たちスタッフに報告して下さった。
喜ばれ、感謝され私どもスタッフも一緒に喜びを共にした。
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by hiroshimakairo | 2006-08-28 09:55 | 腰痛
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